ブログ京橋店

2017.8.5

茄子の種類と調理法

ナス

若葉青葉を爽やかな風が揺らす季節となりました。皆様おかわりございませんでしょうか?さて本日はナスについてお話しさせていただきたいと思います。ナスは非常に馴染みの深い野菜ですよね。天ぷらや炒め物など様々な料理に使うことができる万能野菜と言えます。そんなナスの産地や調理法などについて詳しくご紹介して行きたいと思います。

 

ナスの特徴

ナス

ナスはインドの東部から東南部にかけての地域が原産と言われています。中国やアフリカには5世紀ごろに伝わり、日本には8世紀ごろに伝わったとされています。また、日本に伝わった際には奈須比(なすび)として伝わりました。

ナスは広く生産されている野菜ですが栽培する上で厄介な点があります。それはヘタの棘が傷みやすいこと、害虫がつきやすいこと、連作障害が起こりやすいことなどがあります。ナスは特徴的な紫色をしていますよね。実はあの紫色は日本独特の色なのです。日本のナスはハウスで栽培されることがほとんどです。ですから紫外線を浴びることが少ないためにあのような色になるようですね。外国のナスは青色や白色をしているものが多いです。黒系の色をしているナスは珍しいとさえ言われています。

ナスには様々な種類がありますが、代表的な品種としてはまず、長茄子です。長茄子は東北から九州まで広い範囲で生産されています。皮が硬いのが特徴で漬物には不向きと言えそうです。身は柔らかいので焼きなすにすると美味しく食べることができます。

また、大長茄子は温暖な気候の地域に適している品種です。長茄子同様、皮が硬く身が柔らかいため火を通して食べると美味しく食べることができますよ。

京都賀茂茄子はきめ細かく柔らかな身が特徴的です。柴漬けに最も適していますね。米ナスという品種はヘタが緑色をしていますからすぐにわかりますね。

賀茂茄子によく似た食感をしていますから賀茂茄子が使えない時は代用すると良いでしょう。ちなみに名前の由来は、中国産のものがアメリカに渡り、改良されたのちに日本に伝わったためにアメリカのナスという意味で米ナスと言われているそうです。

 

ナスの栄養素

ナス

それではナスに含まれるの栄養素についても触れて行きます。ナスはそれほど多く栄養素は含まれてはいません。ですがナスニンと呼ばれる成分は注目です。これはアントシアニンの一種で眼精疲労の緩和や動脈硬化の予防に効果が期待できるようです。また、クロロゲン酸は血圧や血糖値を正常にしてくれる効果があるそうです。どちらも抗酸化作用は共通していますからガン予防やアンチエイジング効果が期待できますね。

また、最近のナスはアクが出にくいという特徴もあります。加熱して調理する分にはほとんどアク抜きはしないですから手間がかかりません。

 

ナスの調理例

 

ナスの調理令としてまずご紹介したいのがナスと豚肉の炒め物です。こちらはご家庭でも簡単に作ることができますからオススメです。

まずナスのヘタを取り、縦に四等分し、斜め切りにします。豚肉は棒状に切っておきましょう。フライパンにごま油を入れナスを皮が下に来るように並べ、隙間には豚肉を敷き詰めて行きます。中火で3分蒸し焼きにします。その後蓋を外してサッと炒め醤油、みりんなどで味付けをし混り合ったら完成です。

 

今回はナスについてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。万能な野菜でヘルシーときたら使わずにいられませんよね。

これからの時期にはお世話になる野菜です。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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