ブログ京橋店

2017.12.2

葡萄の生産地や種類について

ぶどう

深秋の候、皆様におかれましては益々が活躍のことと存じます。さて本日はブドウについてお話しさせていただきたいと思います。ブドウはそのまま食べても美味しいですし、ジュースやワインなどに加工され広く親しまれている果物ですよね。そんなブドウの特徴や生産地などについて詳しくご紹介して行きます。

 

ブドウについて

ぶどう

ある年の日本のブドウの生産量は18万5000トンで、ミカン、りんご、ナシ、柿についで第5位だそうです。相当な生産量ですが昭和の末期には約30万トンだった事を考えればだいぶ減少してしまいました。栽培面積に関してもピーク時30300haでしたが年々減少しています。

ブドウの最大の産地は山梨県で国内生産量の25パーセント近くを占めています。次いで長野県、山形県、岡山県、福岡県の順になっています。日本は一部の地域を除きほとんどの地域でブドウの生産が可能です。ですから北海道から九州までの広い地域でブドウが盛んに生産されています。日本は食用として栽培されていることが多く、ジュースやお菓子などの加工品に使われるものは全体の1割程度と言われています。世界的に見るとブドウは7割がワインの材料として生産されているようですね。

ブドウが輸入されることはまずありませんが輸出に関しては年間で一万トンほど輸出されているようです。

 

種類と生産地

ピオーネ

一口にブドウと申しましても生食用から加工用まで様々な種類のものが存在しています。ここで一部の種類を紹介して行きたいと思います。

 

まずは巨峰です。これはとても有名な種類ですよね。聞いたことがある方がほとんどではないでしょうか。巨峰は粒数と糖度に関係性があり、数が増えすぎてしまうと糖度が下がり美味しくなくなってしまいます。色も薄くなってしまうようです。反対に粒数を減らすと色が濃くなり糖度も上がりますが収穫量が減ってしまったり、生産者の手間が増え効率も上がりません。ですから絶妙なバランスで栽培が行われています。山梨県が最大の産地で、長野県や栃木県、埼玉県も生産量が多いですね。

 

続いては甲州です。高周波ヨーロッパが原産と言われている品種です。甲州の特徴は房が長く中ぐらいの身の大きさ、えび茶色と呼ばれる色が特徴的です。灰色ブドウの別名もあります。それほど強調する個性派ないのですがえぐみを隠すために甘めに仕上げている生産者が多いそうですね。江戸時代には生食用で扱われていましたが明治になるとワイン用として使われるようになりました。主な産地は山梨県の甲府や勝沼、一宮などです。

 

ピオーネもご紹介したいと思います。こちらは静岡県の井川さんという方が1957年に巨峰とカノンホールマスカットという二つを交配させて作り上げた品種です。日持ちの良さと香りの強さが特徴的ですね。

甘みも強く程よい酸味がすっきりとした味わいを表現しています。果汁も多くみずみずしさがさらに美味しさを際立たせてくれます。黒い真珠と呼ばれることもありアントシアニンの豊富さが見てとれますね。代表的な産地は岡山県、山梨県、長野県が挙げられます。

 

今回はブドウについてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。ブドウは生食用からワインやジュースなどの加工品にまで幅広く使うことのできる貴重な果物です。子供から大人まで幅広く人気がありますよね。ぶどう狩りなどを楽しむことが出来る観光地もありますからぜひ興味がありましたら出かけてみてはいかがでしょうか。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度、当店自慢の料理をお召し上がりになってみてはいかがでしょうか。

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