ブログ六本木店

2017.10.2

秋の魚と言えば秋刀魚ですね

秋は、「食欲の秋」、「実りの秋」というように、美味しい食べ物が多い季節ですよね。その中でも、秋に捕れる秋刀魚は程よく脂がのっているため、非常に美味しいものです。

本日は、秋刀魚についてご紹介していきたいと思います。

秋刀魚の特徴

秋刀魚
みなさんよくご存知の通り、秋刀魚の体は細長く、くちばし状の顎が特徴的です。
秋刀魚の鱗は、小さい上にはがれやすく、棒受け網で漁獲されるものは水揚げされる際に鱗がはがれ落ちてしまいます。そのため、状況によっては水揚げされる直前に、秋刀魚自ら多くの鱗を呑み込み、内臓に溜めることもあるそうです。
秋刀魚の寿命は1年~2年程度だとされ、一般的には2年で全長35cm程度に成長します。
成魚は海の表層近くを群をつくって泳ぎます。
捕食されそうになって逃げるときには、トビウオのように水面から飛び出して滑翔することもあるのです。秋刀魚は、主に動物性プランクトンや甲殻類、小魚、魚の卵などを食べています。

秋の食材の代表格

秋刀魚
秋に漁獲される秋刀魚には脂肪分が多いため、非常に美味しいと言われていますよね。
特に、秋刀魚の塩焼きは「秋の味覚」の代表的存在です。塩焼きには、カボスや、スダチ、ライムなどの搾り汁やポン酢、醤油などをかけ、大根おろしを添えて食べることが多いとされています。

秋刀魚は、餌を食べてから排出するまでにかかる時間が30分程度と短いため、内臓のえぐみは少ない魚です。ですので、塩焼きのはらわたを好んで食べる人も多いのです。

最近注目されている缶詰ですが、蒲焼きの缶詰は水産物缶詰のなかでも人気が高いとされています。そして、最近では秋刀魚を刺身として食べることも多くあります。刺身として食べる場合は、脂の乗り切らない初秋が食べ頃とされています。また、他の青魚と同様に酢じめして食べたり、押し寿司として食べられることも多いものです。

関西や南紀、紀伊半島、志摩半島の一部などでは、秋刀魚のことを「サイラ」と呼び、秋刀魚寿司や開きにして一夜干しにしたものを焼いて食べられることもあります。
志摩では、11月23日に岩戸の前でサンマを焼いて食べる風習があるそうです。
また、伊豆や紀州、北陸などでは、脂の落ちたサンマを丸干しに加工して食べることも多いものです。

サンマには、血液をサラサラにしてくれる「エイコサペンタエン酸」が豊富に含まれているため、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を予防する効果が期待されています。また、「ドコサヘキサエン酸」も豊富に含まれているため、体内の悪玉コレステロールを減らしたり、脳細胞を活発化させるため、頭の回転を良くする効果もあると言われています。

秋刀魚の鮮度の見極め方

スーパーなどで生のサンマの鮮度の見極める方法をご紹介します。
サンマの尾を持ってサンマの頭を上に向けた際に、体が曲がらずにできるだけまっすぐに立つもので、目が濁っていないものがおすすめです。
さらに、口先がほんのり黄色いものも新鮮だという証拠です。

日本の秋の味覚を代表する大衆魚である秋刀魚を是非、召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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