ブログ六本木店

2017.10.1

銀杏のご紹介です

秋の味覚はいろいろありますが、銀杏も秋ならではの味覚の一つですよね。銀杏の木は大昔から生息していることから、「生きた化石」とも呼ばれているのです。

本日は、銀杏についてお話させていただきたいと思います。

銀杏とは

銀杏
みなさんよくご存知の通り、銀杏とはイチョウの種子のことを言います。

彩りを添えるために茶碗蒸しなどの具材として使用されたり、酒の肴としても人気があります。銀杏にはデンプンが豊富に含まれているため、モチモチとした食感と独特の歯ごたえがあります。

ただし、銀杏には独特の苦味と臭気があり、特に臭気においては食べ物だとは思えないほどの強烈なにおいを感じることもあります。
熟すと肉質化した外皮が異臭を放ちますが、この異臭の主成分となっているものは、酪酸とヘプタン酸という成分です。この独特な異臭によって、ニホンザルやネズミなどの動物は銀杏を食べようとしませんが、アライグマは平気で食べるそうです。

銀杏は秋が旬の淑剤ではありますが、加熱されて真空パック詰められたものであれば、1年中手に入れることができます。

銀杏には、収穫を目的とした栽培品種があります。具体的に挙げると、大粒晩生の「藤九郎」、大粒中生の「久寿(久治)」、大粒早生の「喜平」など多くの品種があるのです。

銀杏は日本全土で生産されていますが、特に愛知県稲沢市での生産量が多いのだそうです。
この地では、1900年前後に収穫を目的とした栽培が始まったとされ、栽培品種も多くはこの町の木から接ぎ木で広まったものであるそうです。

銀杏の有効成分と効果

イチョウ
あまり知られていないかもしれませんが、銀杏にはでんぷんやカロテン、ビタミンCなどといった多くの栄養素が豊富に含まれています。
さらに、銀杏にはミネラルも豊富に含まれており、カリウムやマグネシウムやリン、鉄などが挙げられます。

古くから中国や日本では、銀杏を用いた民間療法でも活躍しており、せきや痰、また、夜尿症にも効果があるとされています。
しかし、銀杏の食べすぎは注意しましょう。銀杏には、ビタミンB6の作用を妨げてしまう「メチルビリドキシン」という中毒物質が含まれているため、食べ過ぎてしまうとけいれんなどの中毒が起き危険もあります。

銀杏の食べ方

それでは、レンジを使った銀杏の食べ方をご紹介したいと思います。
まず、銀杏を一掴み封筒へ入れましょう。
お皿の上に銀杏入り封筒を置いたら、電子レンジで2分加熱します。
封筒の中で銀杏が弾ける音がしたら、出来上がりです。

銀杏は、そのまま食べても美味しいですが、塩・コショウなどでアレンジしても美味しくいただけます。
熱いうちでないと皮が上手く取れませんし、モチモチ感も無くなってしまいますので、冷めないうちに食べましょう。

秋の味覚である銀杏は非常に季節感が強く、料理に一粒入っているだけでも秋を感じることができますよね。
通年手に入る食材ではありますが、できるだけ旬のものを使いたいものです。
是非、みなさまも召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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