ブログ六本木店

2017.9.30

マツタケの時期がやってまいりました

秋に旬を迎える松茸は、みなさまもよくご存知の通り、高級食材として使用されていますよね。松茸特有の風味や香りは、他のキノコでは味わえないものです。

本日は、皆様ご存知の松茸についてお話させていただきたいと思います。

松茸について

松茸
松茸の特徴松茸といえば、やはりあの高級感漂う独特の香りですよね。その香りの正体は、マツタケオールという成分で、松茸は日本において食用キノコの最高級品として知られています。
松茸が発生する時期は地域によって異なります。高緯度で比較的冷涼な地域では8月末頃から発生し、九州などといった温暖な地域では、11月末頃まで発生します。また、梅雨頃に生える季節外れのものは、「サマツ」とも呼ばれ、こちらも食用とされています。ちなみに、マツタケの仲間にはよく似たキノコが多数確認されていますので、自生しているものを採って食用とする際には十分な注意が必要です。

松茸を採るのは難しいものです。通常のキノコのように地表に出て傘が開ききってしまうと、その時点で松茸特有の香りも味も落ちてしまいますので、地表からわずかに顔を出したところを見極めて、根本から押し上げるようにして取る必要があるのです。

食材としての利用と栄養価

松茸
一般的に、日本では松茸の香りは良いとされ、土瓶蒸しや松茸ご飯などによく使用され、香りを生かして食べることが多いですよね。
しめじやエノキなどといった他のキノコと同様に、マツタケも加熱することによって旨み成分が増えるため、生で食べても旨みを感じることはできません。

味や香りに注目を集める松茸ですが、栄養素も豊富に含まれています。
具体的には、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンD、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、銅、食物繊維などが挙げられます。
松茸が含んでいるカリウム、鉄、食物繊維の含有量は、実はキノコ類の中ではトップクラスなのです。
カリウムは、体内の余分なナトリウムを排泄する働きがあるので、高血圧の予予防や改善に効果があるとされています。
また、豊富な不溶性食物繊維は便秘の改善に加えて、腸内の有害物質の排出にも効果的です。

松茸ご飯のレシピのご紹介

ここで、炊飯器を使って作る「松茸ご飯」のレシピをご紹介したいと思います。

まず、もち米1.5合を良く研いで、一晩水に漬けておきます。
(今回、白米ともち米は1:1にしていますが、割合は好みで変えてください)
昆布の表面は、固く絞った布巾でたたくようにしてゴミを落としましょう。
次に、水1リットルのは行った鍋に昆布を入れて、30分ほど放置後に極弱火で加熱します。
鍋底に気泡が出来て30分ほど経ったら火を止めましょう。
※この時、絶対に沸騰させないように注意してください。
松茸は、固く絞った布巾で表面の汚れを軽くなでるように拭きます。
※松茸は絶対に水洗いしないでください。水洗いしてしまうと香りが飛んでしまいます。
松茸の表面の汚れを取ったら、砂の付いた硬い部分をそぎ落とします。

白米は、良く研いだら水に30分漬けて置きます。
その後、一晩水に漬けておいたもち米も同時にザルに開けて、水分を切ります。
水気を切った白米ともち米を混ぜ合わせて炊飯器に入れて、昆布出汁500ccに醤油、みりん、純米酒を加えます。
最後に、適当な大きさに切った松茸を入れて通常通りに炊きます。
※松茸は、小さなものであれば包丁で切るよりも手で裂いた方が香りが立つのでおすすめです。
炊き上がったら、15分以上そのまま蒸らして完成です。

旬の松茸をつかった炊き込みご飯を、是非みなさまも一度作ってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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